2008年2月12日火曜日

カラオケと記憶

先週末は義理の両親と、弟夫婦とカラオケに行った。

このメンバーでは初めてのカラオケなので
選曲にも少しばかり工夫を要する。

僕は歌唱力が無いし最新の曲も詳しくないので、
懐かし目の曲をチョイスするように心がける。
とはいうものの、それだってあまり歌いこんでいる方では無いから
新曲並みに気をつかうし緊張する。

それにしても最近のカラオケはすごい。
自分の生まれた年や歌いたい曲の年代を指定すると、ヒット曲や紅白で歌われた曲など
ピックアップしてくれる。
その曲名を見てるだけで結構面白い。
あーあの歌は1985年だったのかぁ、とか、あの年にはあの歌もヒットしてたっけ、とか。

今、iPodにはもの凄い数の歌が入っていて、きっとこの先もiPodやパソコンにガンガンためていくのだろう。
iPodみたいに楽曲をファイルで管理するようになって以来、その曲をいつ購入したのか、最後に聴いたのはいつか、何回聴いたのか、なんてことが、一目でわかったりする。

自分のiPodを見ると、一番聞いている曲はMuseのinvincibleなんだけど
これを生涯ベースで考えると、きっとそんな事は無いはずで、
90年代なんか本当に音楽ばっかり聴いていたから、本当は全然違う順位になっているんだろうな。
NirvanaとかRamonesとか。
生涯良く聴いた曲や、どんな時に聴いていたかが分かるととても面白いと思う。
カラオケだってどの曲をどれだけ歌ったか、うまく歌えたのか分かると便利。
それにしてもNirvanaとか何回聴いたのかな。気になるな、、。

でも色々考えると、世の中、記憶をどこかに残す方向にすでに当然のように向かってる気がする。
頭の中の事が、電子機器やネットのあちら側に保存されるようになってきてるし、ネットは早くなるわ
メモリもハードディスクも容量は飛躍的に増えて、値段はどんどん下がってる。
CPUだってムーアの法則どおり。ネットのスピードもすごい。
と~っても便利。

機械が脳を超える日はいつか来るのだろうか。
たまに人間対コンピュータのチェスの対決をやって、今年も人間が勝ったぞ!なんてやってるけど
やっぱり人類はコンピュータを脅威に感じてるんだよな。
だってオセロとかやったらボクなんか余裕で負けてますからね。
でも、そんないやな記憶も忘れられるってのが人間の良いとこのかな~。